建物を解体する解体業者は、全国にたくさんあります。ほとんどの業者は良心的な仕事をしていますが、まれに悪質な業者に解体を依頼してしまったせいで、トラブルにつながってしまったという話もあります。悪質な業者を見極めるには、業者選びの3つのポイントを押さえることが重要です。そこで、悪質な業者を見極める3つのポイントをご紹介します。
悪質な業者を避け、よい業者と契約を結ぶには、3つのポイントを押さえておく必要があります。
このポイントはどれも簡単に確認できるものばかりですから、解体業者と契約する際は忘れずにチェックしてください。
業者が解体工事を行うには、建設業許可(解体工事業・建築一式・土木一式)と解体工事事業登録が必要です。
それぞれ必要となる条件が決められており、優良な業者であれば必ず取得しています。
確認方法としては、以下の方法で確認できます。
依頼する業者をある程度絞り込んだら、登録や許可の確認を行いましょう。
このほか、良心的な業者の多くは、解体工事中のトラブル対策として、工事保険に加入しています。
工事保険に加入していないということは、アフターフォローが期待できない業者であるとも言えます。こうした業者も避けた方がいいでしょう。
見積もりや契約の際に確認して欲しいのが、金額や追加料金の項目です。
良心的な業者であれば、工事にかかる費用を項目ごとに単価や数量、金額が分かるような見積もりや明細を渡してくれます。
また、見積もりに記載されている価格が異常に高い場合は費用の水増しが、安すぎる場合は不法投棄など違法な方法で工事が行われる可能性が高いです。
見積もりは費用の形式と金額を注意深く確認してください。
また、見積もりだけでなく、契約書にも工事費用に関する内容が記載されています。
ここには追加費用に関する内容が記載されていますので、その内容がどのような場合に発生するのか、発生した場合はどういう流れで処理をするのかが明確に書かれているかを確認してください。
この内容が不明瞭な業者に依頼してしまい、工事完了後に追加料金を請求されるなどのトラブルにつながったケースもあります。
見積もりだけでなく、契約書の内容にも注意しましょう。
これまでの内容と少し重なる部分がありますが、法律やマナーをしっかり守った対応をしているかも重要なチェック項目です。
解体工事を行う際、廃棄物処理法や、建築リサイクル法といった法律の遵守は絶対に行わなくてはなりません。
業者が法律をしっかり守っているかの確認方法としては、以下の方法があります。
行政処分や指名停止は都道府県のホームページでも確認できるので、覚えておきましょう。
良心的な業者は法律だけでなく、身だしなみや言葉遣いなどのマナーにも気を配った対応を行います。
依頼主の質問にも誠実に答えてくれるのはもちろん、解体作業中の周辺住民の方達への対応もしっかりしています。
相談や見積もりの時点で対応が悪い業者は、避けた方がいいでしょう。
最後に、解体業者を選ぶときに役立つヒントをご紹介します。
これまでのポイントと一緒に覚えておくと便利な知識です。解体業者選びにお役立てください。
解体業者は地元の小規模な事務所が多いですが、実際はハウスメーカーと提携して作業を行っている所もたくさんあります。
建物を解体する状況によっては、こうしたメーカーからの紹介を活用して業者を探すことも可能です。
解体業者探しに困ったときは、住宅関連のお店などで相談してみるといいでしょう。
解体業者に作業を依頼する場合、撤去して欲しいものは明確に指示しましょう。
撤去して欲しいものをあいまいにしてしまうと、作業中に撤去に関する指示を出すことになります。
この場合、手間だけでなく契約内容によっては追加料金が発生してしまう場合もあるのです。
また、撤去するものを明確にしておけば、作業後に撤去しきれなったものがあった場合でも対応してもらえます。
解体業者にしっかりした仕事をしてほしいなら、撤去して欲しいものは明確にしておきましょう。
解体業者選びはポイントを押さえて探せば、良い業者探しは意外と簡単にできます。
怪しい業者を見極めるポイントをしっかり押さえておきましょう。
「サンライズ」では、明瞭な見積もりや法律の遵守はもちろん、徹底した現場管理と丁寧な対応でクレームゼロの解体工事を行っております。
解体工事に関するご相談は、ぜひ弊社までご連絡ください。