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お役立ちコラム

2022.11.01アスベストレベル

 

皆様こんにちは!

 

前回に引き続き解体工事に関わるアスベストについてです。

解体工事ならびに改修工事を行う場合、事前のアスベスト調査が義務付けられています。

アスベストが使用されているか分からない、または使用されているが含有率が分からない場合も

まずは調べることが必要になります。

 

調査には(石綿作業主任者)(建設物石綿含有建材調査者)等の有資格者が行います。

 

調査は三段階に分けられ飛散のしやすさ(発じん性)をレベルで分けられています。

 

★レベル1

発じん性が著しく高い。最も危険レベル

アスベスト濃度が高く、経年劣化により少しの振動や接触でボロボロと崩れ、

飛散する恐れがあり非常に危険です。

 

★レベル2

発じん性が高い。とても危険レベル

レベル2に分類されるのは、アスベストを含んだ保温剤や耐火被覆材、断熱材です。

断熱目的で煙突や屋根裏に使用されていました。

レベル1の吹き抜け材に対しレベル2は貼り付け材であり、アスベストの上からシートが巻かれていたりするため

レベル1よりも飛散しにくいと言われています。木造戸建て住宅にはほぼ使われていません。

 

★レベル3

発じん性が比較的に低い(やや危険)

レベル3に分類されるのは、アスベストを含んだ成形板でセメントなどを主な

原料としているため、レベル1、2くらべて密度が圧倒的に高く固い板状になっています。

屋根材や壁材として使われていることが多くごく稀にお風呂場の壁にも使われていることもあります。

通常の使用状況でアスベストが飛散する事はほぼありませんが解体時に飛散する可能性があるため

慎重に取り扱う必要があります。

木造戸建て住宅にもよく使われています。

 

木造戸建て住宅で使われているのはレベル3の建材がほとんどです。

 

アスベスト調査は建設図書で建材の確認だけでアスベスト含有化どうかの判断ができるのですが

どうしても判断がつかんない場合は建材を切り取るなどして調査会社に送り成分を分析してもらいます。

分析をした場合には別途で費用がかかってきます。

東京の平均は3-5万程度の調査費用がかかる可能性があります。

ただし、2006年(平成18年)の9月以降に建てられた住宅や増改築した部分においては

アスベストは使用されてないとして事前調査を行う必要はないとされています。

 

解体工事をお考えの方のご参考にしてみてください。

株式会社サンライズはアスベスト調査も行っております。

お気軽にご相談ください。

 

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