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2022.07.20橋の解体はどうやる?6つの工法と解体の手順・注意点をご紹介

橋の解体には6つの工法があります。

・爆破解体
・ブレーカー工法
・カッター工法
・圧搾工法
・ワイヤソー工法
・ウォータージェット工法

これらの工法を現場状況に応じて選ばなければなりません。また、橋の解体を成功させるためには工法の選択以外にも注意すべきポイントが4つほどあります。
ここでは「橋の解体工事の手順」「橋解体工事の6つの工法」「解体の際の4つの注意点」などについて、分かりやすく解説していきます。この記事を読めば橋の解体工事の基本をしっかり理解できますよ。

橋の解体工事の手順

橋の解体工事は次のような手順で進めていきます。

  1. 舗装を解体する
    橋そのものを解体する前に、ジャイアントブレーカーなどを使用して舗装を解体します。
  2. 橋の付属物の除去
    照明器具や排水管などの付属物がある場合は除去します。
  3. 橋の設置物を外す
    ボルト類など橋の構成上欠かせない設置物を外します。こうすることで橋自体の解体も楽になります。
  4. 橋の欄干や伸縮装置を外す
    欄干や伸縮装置も橋自体の解体前に外します。
  5. 地覆を解体する
    欄干の基礎部分である地覆を解体します。
  6. 橋そのものを解体する
    付属物や設置物を取り除いたら橋自体を解体します。

以上で橋の解体手順は完了です。

橋解体の6つの工法

橋の解体工事では主に6つの工法があり、それぞれの特徴があります。
1つずつ見ていきましょう。

爆破解体

爆破解体はダイナマイトなどの爆薬を使って解体する工法です。
周りの環境に危険を及ぼす可能性があるので、周囲に人や建造物が存在しないことを厳重に確認する必要があります。
爆破解体は人家や人通りが少ない山間部などの橋を解体するのに適した工法と言えます。

ブレーカー工法

ブレーカー工法はブレーカーと呼ばれる重機を使って壊していく工法です。
ブレーカーは大きな力を持っているので、鉄筋などの強固な素材も破壊することができます。
ただし、作業時に大きな音が出るおそれがあるので騒音防止策が必要になります。
また、周囲にちりが飛び散ることが多いので、周辺環境に注意し現場への立ち入りを禁止するなどの処置を行なうことが重要です。

カッター工法

カッター工法は円形のカッターを高速で回転させて構造物を切っていく工法です。
舗装を解体する際に用いられることが多く、他の工法と併用することで効率的に解体作業を進めることができます。
カッターで切った部分がかなりの熱を持つことになるので、冷やすための水を用意する必要があります。

 圧搾工法

圧搾工法とは油圧を利用する圧搾機を使って解体する工法です。
圧搾機は大きなパワーを持っているので、鉄筋造などの硬い建物を破壊することが可能です。
橋の解体で圧搾機を使用する場合は、圧搾で生じたガレキが橋から落下するのを防ぐ処置が必要になります。
また、橋の下など周囲に危険が生じないようにするために、現場周辺への立ち入りを禁止し、通行止めも行ないます。

ワイヤソー工法

ワイヤソー工法はダイヤモンド製のワイヤーを物体に巻き付けて切断する工法です。
ダイヤモンドワイヤーを物体に巻き付けて一定の張力をかけながら高速回転させて切っていきます。
鉄筋などの硬い素材も切断できるので、橋の解体工事に用いられることが多い工法です。

2-6.  ウォータージェット工法

ウォータージェット工法は、高圧の水を噴きつけて薄い物体を切っていく工法です。

薄い物体の切断に向いており、硬い物体に使用する際には切断力を上げるために研磨剤を入れます。

ウォータージェット工法ではたくさんの水を使用するので、水の後始末など適切な対応が必要です。

3、橋解体の際に気をつけるポイント

橋の解体工事の際に気をつけるべきポイントをご紹介します。

3-1.  橋の解体は後戻りできないので入念に計画

橋の解体工事が一旦始まると後戻りができません。

一度解体した橋を再び組み立て直すことは非常に困難だからです。

ですから、「本当に橋を解体する必要があるのか?」を含めて事前に入念な計画を立てておくことが重要です。

3-2.  橋の状態を設計図をもとにチェック

橋の解体が決定したら、橋の設計図をもとに橋の状態をチェックします。

橋の設計図と現在の橋の状態を比較することで、橋の構造・使われている部材・作られた当時との違い(老朽化や損傷の具合など)を確認することができます。

老朽化が激しい箇所などを事前に把握しておけば、慎重に取り壊すことになるので事故防止につながります。

3-3.  現場の状況から最適な解体法を選択

現場や現場周辺の状況を見て最適な解体法を選択することが重要です。

例えば
・作業完了までに要する時間
・現場の地理的・地形的な条件
・周囲の人通りの多さなど安全上の環境条件
などのポイントを勘案しながら現場に最も適した工法を選びます。

3-4.  解体現場周辺への十分な配慮

橋の解体工事では大きな揺れや音が生じたり、粉塵が周囲に飛び散ったりする可能性があるので、現場周辺への十分な配慮が必要です。

橋の解体工事では養生や防音シートを備え付けることが難しい場合があるので、立ち入り禁止や通行止めの処置を行なって周囲に危険が及ばないようにします。

4、橋の解体なら「株式会社サンライズ」へ

危険を伴う橋の解体工事では豊富な経験と高度な技術力が必要なので、業者選びは慎重にしなければなりません。

腕のない業者が工事を行なうと周囲に危険を及ぼしかねません。

そこで頼りになるのが信頼と技術力を大切にする「株式会社サンライズ」です。

当社は世田谷区・渋谷区・大田区を中心に東京・神奈川で解体工事を行なっております。

当社は一般家屋・ビル・マンションなどの建物自体の解体はもちろん、残置物の撤去から整地まで、すべてをワンストップで行なう「解体工事」のプロフェッショナル集団です。

当社の最大の特徴は、
・近隣の方々や施設への手厚い対応にて近隣クレーム0件!
・年間300件以上を受注する豊富な実績
・徹底した現場指導に基づく安心安全管理
の三つです。

危険を伴う橋の解体工事では安心安全管理が特に重要になります。
作業経験が豊富で徹底した現場指導を行なっている当社なら安心安全な解体工事をお客様にお約束致します。

橋の解体工事は「株式会社サンライズ」にお任せください!

5、まとめ

橋の解体工事では、一般の解体工事とは異なる特有の事情を踏まえた上で緻密な計画のもとに作業を進めなければなりません。

現場の条件に適した工法を選び、周囲への影響を考慮しつつ細心の注意を払って安心安全な工事を行なうことが大切です。

橋の解体を検討する際には、この記事でご紹介したポイントを参考にしてくださいね。

 

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